定番の半熟卵

 

卵を使った料理はどこの家庭でも欠かすことのできないまさに定番中の定番となっています。生卵だけでも充分おかずになりますが、もちろん茹で卵や温泉卵も大定番となっています。

 

最近は温泉卵がスーパーなどでも売られているので茹で卵の存在が少々薄れがちになってきていると思われがちですが、茹で卵は家庭でも簡単に作れるので、その利用度は相当大きいと思われます。

 

茹で卵にはご存知のように「かた茹で」と「半熟」がありますが、これだけで食べる時には「半熟」の濃厚な美味しさがたまらないという人が多いと思います。

 

半熟卵はかた茹でのように完全に凝固させない状態のものですが、料理的な概念では、卵白部分は凝固状態で、卵黄部分が半凝固状態に茹でたものとなります。

 

また調理方法としても殻付のままで茹でるものと、卵の殻を割って中身を出してから調理するものがあります。

 

温泉卵も半熟卵の一種ですが、その中でも卵黄部分は半熟で、卵白部分は半凝固状態に茹でた卵となっており、卵黄部分よりも卵白部分が柔らかい点が普通の半熟卵と違っています。

 

殻をむいて手にとって食べられるのが半熟卵の大きな特徴で、その手軽さという点では、半熟卵に軍配が上がるでしょう。半熟卵は塩をかけるだけでも美味しいのですが、味付け卵の作り方もマスターしておけば、料理の幅が一層広がるでしょう。