塩味の味付け半熟卵

 

味付け半熟卵で多いのは醤油ベースですが、次は塩味のものにもチャレンジしましょう。塩味の味付け半熟卵といえばコンビニなどで売っているものがお馴染みですが、これと同様の殻がついたままの白いゆで卵です。

 

実際に食べてみるとほんのり塩味になっていて実に美味しいものです。台湾などでは味付け卵が一般的によく売られていますが、卵そのままでは黄身まで味がしみ込みにくいので茹でた後に殻にひびを入れるのがコツなのだそうです。

 

これは電気釜に調味液が入っていて常に熱い状態で煮込んでいるのですが、おおいに参考になります。

 

普通の鍋での作り方ですが、まず鍋に塩と卵を入れて卵を半熟に茹でます。これをフタ付の容器に入れますが、卵がすっぽりと沈むくらいの冷やした濃い塩水で漬けます。塩水は、塩を水に溶かしていって、全て溶けきらずに下に塩が残る程度の濃さにします。つまり飽和食塩水にします。

 

卵は殻付きで熱いままこの塩水の中に浸すのがポイントで、そのまま容器にフタをして、おおかた熱が下がったら今度は冷蔵庫で保存します。このまま一晩寝かせれば完成となります。

 

中国の塩卵では飽和食塩水の中に卵を先に漬けるそうです。1週間程度で塩味がしみこむので、これを好みの硬さに茹でます。この方法も面白そうですね。